Archives

ポケットフィルム・フェスティバル

映像フェスティバル

ポケットフィルム・フェスティバル

会場風景会場風景会場風景シンポジウム風景

2007年12月7,8,9日の3日間,新港校舎等を会場に,ポケットフィルム・フェスティバルが行われました。このフェスティバルは,パリ市立映像フォーラム「フォーラム・ド・イマージュ」が2005年から開催している携帯電話で撮影した映像による映画祭と提携した日本独自企画で,ポケットフィルムのムーブメントを世界規模で発展させるために,本学とフォーラム・ド・イマージュがパートナーシップを結び開催を実現しました。

3日間のプログラムは,日本はもとよりアジアやヨーロッパから400本以上の作品を募集した「コンペプログラム」,映画監督,映像作家,写真家,サウンドデザイナー,イラストレーター,メディアアーティスト,建築家,落語家による「テーマプログラム」,フランスで公開された作品から選りすぐりの「フランスプログラム」で構成。その他に,ケータイという新しいメディアによる映像表現の可能性を巡って,教育,創造,社会といった多様な切り口でシンポジウムを行いました。また,来場者がケータイによる映像作品制作を体験することができるワークショップも開催し,好評を博しました。

先端的なメディアと表現の可能性を探る実験的な試みであるにもかかわらず,連日多くの方々にお運びいただき,映像研究科が考える表現のあり方の一端を紹介することが出来ました。

ポケットフィルム・フェスティバル 
www.pocketfilms.jp
フォーラム・ド・イマージュ 
http://www.forumdesimages.net

短編映画共同制作(東京芸術大学大学院映像研究科,韓国映画アカデミー)

日韓国立映画教育機関による短編映画共同制作

会場風景撮影風景撮影風景共同制作作品「消えない」

東京藝術大学創立120周年を記念したこの企画では,映画がその言語の国際性と大衆性により,国境を越えた相互理解に最も適したメディアであることを念頭に,アジア文化の世界発信の主導的役割を果たすべき日韓両国の国立映画教育機関が,共同で映画の制作にあたりました。

2007年11月19日には,東京国際フォーラムD1ホールに満員の観衆を集めて,完成した短編映画の上映と「アジア映画の未来」と題し,共同制作映画の上映と,日韓交流シンポジウムが開かれました。上映された吉井和之監督『覗』,ビョン・ビョンジュン監督『消えない』の2作品には会場から大きな拍手が送られ,李鳳宇氏(シネカノン代表)から「芸術大学が作る芸術作品を見るつもりで来たが,商品として完成されている,予想以上に高い水準の映画で驚きました」との賛辞を受けました。また,続くシンポジウムでは,80年代半ば以降,固有の文化を濃厚に表現して世界的な評価を得たアジア映画にも,娯楽大作の増加,作家主義の退潮といった新たな波が訪れているという現況や,共通の文化的・歴史的背景を持つアジア各国が,自身の文化に立脚した「アジア映画」を作っていくことの重要性が確認されました。さらに,国籍の異なる才能をミックスして予期せぬものを生み出す共同制作の可能性など,「アジア映画の未来」への展望に関する活発な議論が交わされました。

創立120周年記念事業 
創立120周年記念事業