映画製作を志し、近年次々と話題作を生み出して注目を集めている東京芸術大学映像研究科が、“現代の人気作家”が描いた小説を映像化すると、果たしてどのような作品が生まれるのだろうか?この想いからスタートした企画に、現代のベストセラー作家・伊坂幸太郎氏が賛同をして、『ラッシュライフ』の原作使用を許諾。同じく企画に賛同して出演を決めた豪華キャストの面々や製作企業各社と共に、企画プロデュース、制作までの全工程を東京芸大が中心となって行ない、映画『ラッシュライフ』は誕生した。
単純明快なドラマではなく、その逆で一部の人々のみを対象とした芸術性の高過ぎるものでもない、映画が映画としてその存在を認められるようなエンターテイメント作品を、この企画を通じて世に送り出すことを目標として製作。東京芸大映像研究科所属の4人の監督が、脚本作りや演出面で綿密な打ち合わせを行ない、「4人の監督から成る1本の長編映画」という邦画では珍しい手法を採用して、新しい表現にも挑戦している。
現代を生きる人々から絶大な支持を受けている作家・伊坂幸太郎氏の小説世界を、現代を生きている若手映画人が映画化。群像劇中の複数の登場人物たちの人生を通して、「生き方」や「考え方」は十人十色であり、決められた正解など存在しないということを描いている。大人のみならず子供たちまでもがそれぞれの社会でストレスを抱えている今日、情報や周囲の世界に振り回されることなく自分を信じて生きて欲しいという想いを込めて、様々な状況に迷いながらも懸命に現代を生きる多くの人々にこの作品を届けたい。
泥棒の黒澤役に昨年の「アフタースクール」「クライマーズ・ハイ」「ジャージの二人」で数々の映画賞を受賞し大注目の堺雅人、カウンセラーの京子役に日本が誇る実力派女優の寺島しのぶ、宗教にはまる青年役に個性的存在感を放つ「美しい夏キリシマ」「チェケラッチョ!」の柄本佑、 リストラされたサラリーマン役にお笑い芸人、俳優として多彩な才能を見せる板尾創路を迎え、更に群像劇中で重要な役割を果たす様々な登場人物として、団時朗、塩見三省、佐藤江梨子、塩谷瞬、筒井真理子、近藤良平(コンドルズ)、MINJI、深水元基、永井努、他 という実力派俳優・女優陣が集結。 見応え充分の名演がスクリーン上で交錯する!