www.pocketfilms.jp

審査員総評

大賞

"720/24"

小林 大祐 大山 徹

play

カラー/3分30秒/
エクスペリメンタル
モバイル・ディスプレイ部門

■東京の風景。東京に生きる人たち。そして東京の二十四時間。この映像には、「時」が刻まれています。その「時」を引き出してあげる鍵は、ケータイにあります。「ケータイで観る」の特長とは何でしょう? 映画館、液晶テレビやパソコンで観るのとでは、何が違うのでしょう。私たちは、ひとつのことを思い浮かべました。映画館などであれば、画面の上は、上と決まっている。液晶テレビでも、パソコンでも、上は上。下は下。それを変えることはできない。しかし、ケータイはそれを変えることができる。ケータイはとても小さくて自由なものなのです。それに気がついた私たちは、そのための映像を作ろうと決めました。この映像は、「ケータイ専用」です。大型モニターやテレビなどで観ても、きっと面白くありません。この映像を観ながら、ケータイをいろいろな角度から観たとき、映像の本当の価値が出てくると信じています。ぜひケータイで、ご覧ください。

優秀賞

"Walkers"

壺見 高校

play

カラー/9分43秒/ドラマ
モバイル・ディスプレイ部門

■携帯電話付属のカメラである事の機動性と、携帯電話の画面が縦構図になる事に関心を持ち制作をはじめました。携帯カメラの使われ方は主に「意図を持たず瞬間瞬間の関心を撮影する」スタイルが一般的です。そこから今回のコンセプトは作品全体の意図をはっきり持たずに撮り貯めた映像で作品を完成させようというものです。曖昧な意図を持ちつつも基本的にはロケ地で心が動いたものをひたすら撮り貯め、編集する事で作品に仕上げました。その際意識した意図のひとつが縦の構図です。 動画が縦の構図になる事に興味を持ち作成した作品ですので、携帯を縦型に持って鑑賞する事を前提に作成してあります。

審査員特別賞

"携帯喧嘩"

佐橋 龍

play

カラー/3分4秒/ドラマ
スクリーン上映部門

■母親が使わなくなった(機種交換をしたため)携帯電話。一 般的には無用の長物だが、映画監督を志す少年には「映像を撮れる」魅 惑のアイテムだった。が、そんなおもしろいオモチャをめぐって弟との 諍いが生まれる。当初は他愛無い喧嘩だったが、やがて兄弟の感情はエ スカレートして・・・。「携帯電話戦士フォンマン」撮影中に起こった 実際の出来事をもとにした悲劇のリアルドラマ。将来の夢はウルトラマ ンシリーズの監督になることというポケットフィルム・フェスティバル 参加最年少の中学生の作品。

審査員特別賞

"メール"

阿部 沙耶香

play

カラー/15分29秒/
エクスペリメンタル

■いつも気になるマサヒコくんから突然のメール。
「しりとりしない?」
思わせぶりなマサヒコのメールに一喜一憂するわたし。
ハラハラドキドキの恋の駆け引きメールの行方やいかに!

審査員特別賞

"Images, 2004-2007"

堀田 典子

play

カラー/13分38秒/ドキュメンタリー
スクリーン上映部門

■自分が通り過ぎてきた過去3年間の数秒ずつの断片を精神の内奥の命令に従って並べたら、こうなった。過去とは脈略のないものなのだろうか?まっすぐだった時系列をばらしてみると、過去の暗闇がぽっかりと開く。いつから過去はあるのか。未来はいつまであるのか。

観客賞

"LIMITED SPACE"

松山 太一

play

カラー/3分56秒/
アニメ−ション・CG
スクリーン上映部門

■複数の携帯電話で被写体を同時撮影。撮影した動画を個々の液晶で同時 再生させながら、さらに動きを加えて再撮影した作品。通信手段やコ ミュニケーションの方法としてなど、利便性の高い携帯電話だが、反 面、生活のリズムや行動が携帯電話により限定されているのではないか と考え、そのイメージを作品として表現しようと試みた。